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姥宮神社
とめみやじんじゃ
 
 ご祭神
石凝姥命(いしこりどめのみこと)
別称 鏡作神(かがみつくりのかみ)

 
 鎮座地 埼玉県大里郡寄居町風布125
 参拝日  2012.9.24 


「姥」は「ウバ」とも読むので「うばみやさま」ともよばれる。
当地では、大蛙を「おおとめひき」といい、当社の社名と同じ響きから、
蛙が神使とされており、巨大なカエルの神使像が狛犬に代わって鎮座している。

「神社人」より引用





屋根つきの立派な社号額



狭い境内には不釣合いの立派な神楽殿

屋根には十六菊の紋章

ご神木 富発(ふはつ)の杉

境内の末社



社殿の獅子 彫刻には彩色の跡が・・


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神使の蛙 子を負っている
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<参拝メモ>
寄居町風布は「ふうぷ」、あるいは「ふっぷ」とも呼ばれる。
霧が発生すると、山々が布で捲いたように見える光景から
この地名が付いたとか、
アイヌ語から由来しているという説もある。
周囲の山々には蜜柑園があり、
ふくれみかんという小さなみかんが知られている。
ここは昔、みかんが出来る北限地といわれていた。
もちろん温暖であったせいもあろうが、鉢形城が
小田原城の出城であったので、小田原辺りから
移植されたのかも知れない。
又、日本水(やまとみず)といって
日本名水百選にも選ばれている湧水がある。
蛙の神使は、岐阜県各務原市 日吉神社と、
埼玉県では富士見市の水宮神社にある。


(駐車スペースあり)

   
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