神田古本市  東京都千代田区 2008.10.31

東京神田の古本市に出かけてみた。
ここ神田神保町界隈は古本屋が多く
毎年秋、この時期になると古本祭りが開かれる。
本好きにはたまらないイベントで、
全国各地から多くの人が訪れるという。
僕も陶芸関係の書を何冊か求めた。
今では絶版になってしまった本を、
格安で手に入れることが出来た。


平日なので今日は空いていたが
休日には大勢の人出がある
うーむ、どれにしようかな・・
先ずは立ち読みから・・
こちらは座り読み・・(^^)
何かいい本見つかりましたか?

鶯谷に回って「笹の雪」の豆腐料理(ここでは豆富と表記している)
を食べた。
名前は昔から知っていたのだが
訪れるのは初めてだ。
昔、ここからほど近い浅草の遊郭、吉原で遊んだ男達は
ここの豆腐料理で朝ご飯を済ませて
家に帰ったという・・話を聞いたことがある。
長い歴史のある名物料理屋だ。

「子規庵」

「笹の雪」から少し歩いたところに
俳人正岡子規が住んだ
「子規庵」がある。
明治27年2月ここに移り住んだ子規は、
明治35年9月に35歳の若さで亡くなった。

子規庵のある根岸は、江戸時代は閑静な別荘地として知られ
妾宅なども多かったという。子規も
「妻よりは妾の多し門涼み」と詠んでいる
その所為でもあるまいが
この近辺はラブホテル街で
子規居士も少々居心地が悪いのではないかと
同情を禁じえなかった。


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入谷鬼子母神
鶯谷駅に戻る途中、せっかくだからと
入谷の鬼子母神様にお参りした。
夏の朝顔市には大混雑するところだが
時期はずれの今は人影もなくひっそりとしていた














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