秋田県に楢岡焼という名窯があることは、早くから知っていた。 秋田新幹線「こまち」を大曲で降り、車で約30分、南外村の村落に着く。
窯元の看板を見つけ、展示室の玄関をあけ声をかけると、
奥から若い男性が出てきた。
「見せてください」と言うと、「どうぞ」と言って二言三言喋ると、
忙しいのか直ぐに引っ込んでしまった。
仕事の手を休ませるのは本意ではないが、
こっちもはるばる秋田まで訪ねてきたのだから、 少しぐらい話をしたかったのだが・・・。 突然行ったこちらも悪いのだから仕方ない。
でも、記念の器はどうしても欲しいので、もう一度声を掛けたら、
こんどは若い女性が出てきた。 ぐいのみを二つ求めて、少し気落ちしながら、もと来た道を戻った。
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楢岡焼看板 |
楢岡焼
楢岡陶園 |
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玄関入り口にあった壷 楢岡焼き独特の海鼠釉が
豪快に流れて美しい |
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