阿仁焼 
 
訪窯日 2003.5.14
田沢湖畔の宿で一泊したあと、阿仁焼を見るために、阿仁町へと向かった。
阿仁町はマタギの里としても知られている
天気は今日も快晴!。
辺りの山々には新緑が萌え、里には八重桜が満開。
その上、道路には信号機が少なく、快適なドライブであった。
途中、道の駅に立ち寄ると、阿仁焼の湯のみなどが置いてあったが、
どうせ窯元で買えるだろうと、山菜などを買ってそこを出た。
しばらく走ってから電話を入れると、誰も出ない。「留守かな?」と急に不安になったが、
「マア行くだけ行ってみるか」と、
街道から少しはずれた小さな集落の窯元を訪ねた。
案の定留守らしい。
玄関の戸には鍵がかかり、いくら呼んでも返事がない。
「しまった、道の駅で何か器を買っておけばよかった!」
これから又道の駅まで戻るのには10分位走らねばならない。
折角来たのだからと、証拠の写真を1〜2枚写し、窯元の近くの
「伝承館」という建物を訪ね、何処か阿仁焼を扱っているお店は無いか尋ねた。
応対に出た女性があちこちと当たって、やっと小さな雑貨店をみつけてくれた。
そこに立ち寄り、写真のグイノミを求めることが出来たのは幸運だった。。
あのときの伝承館の女性職員の方、ありがとうございました m(_ _)m


阿仁焼看板
阿仁焼周辺の風景
苦労して手に入れたぐいのみ

今回このページをリメイク、再アップするに当たって
ネットで検索してみたが一件もヒットしなかった。
もしや窯元が閉じられたかなと思い、阿仁町の観光協会に
電話で問い合わせてみたが
現在も営業しているとのことであった。(2007.8.25)


(阿仁焼きは、幕末期の発明家、平賀源内が秋田藩に招かれ、
この地の鉱山を開発した際に出た陶土を使って、
製陶法を指導したことに由来し、200年余の歴史を有しているとされている)
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